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冷えとり健康法 宿り木の会のブログ

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陶器の湯たんぽ
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    懐かしい陶器の湯たんぽです・・。

     

    懐かしいって言っても昭和の初め頃の懐かしいという意味ではありません。

     

    倉庫の一角に30個程積まれて残っている湯たんぽの事です。

    最後に多治見から仕入れたのは何年前だったかしら・・5年前?6年前?

     

    一時期は、月に何度も多治見市の窯元まで、100個つづ、必死の思いで運んで来た湯たんぽさん達。

    多治見の〇〇地区は、登り窯の工場がひしめいている地域で、細くて急な山道を登って行かなくてはなりません。

    テッペン近くになると空しか見えないほどの急斜面を登り、帰りはソロリソロリと湯たんぽを割らないように降りてこなくてはならないんです。

    こわかったぁ〜冷や汗ビックリ

     

    冷えとり創世記の頃、進藤先生の指導の中に「寝るときは湯たんぽをいれて寝るとよい」と言うご指示があり、それも、ただ温めるならブリキやセラミックでも何でも良いが、温めて排毒するなら陶器が一番良いとの事でした。

     

    当時は、絹の五本指ソックスも無いし、絹の下着はお洒落でセクシーなヒラヒラの物しかなく、靴下も下着も初めからメーカーにお願いして作っていただきましたが、湯たんぽの商品化が一番大変だったように思います。

     

    何しろ、工場の職人さん達は、頭っからオバサンを馬鹿にしていて、相手にしてはくれなかったのです。

    「戦時中の代用品をまた作れってかぁ?」「バカらしい!帰れ!帰れ!」・・と、取り付く島もありませんでした泣き

     

    それでも、根気強く工場を一軒一軒廻ってお願いして歩きました。

    そうする内に、型を持っている工場が見つかり・・それから、お酒、ビール等を持参しての懐柔作戦。

    頭を下げまくって、やっと作ってもらえるようになったんです。

    それが、20年以上前ですねぇ・・

     

    それから、冷えとりが少しづつ広まるにつれ、湯たんぽもコンスタントに出て行くようになりました。

    ナチュラル系の雑誌などに取り上げられるようになり、東急ハンズやら大手のデパートからも引き合いが来るようになりましたし・・・ブレイクしましたね〜グッド

     

    それからと言うもの、一日中、湯たんぽの梱包に追われる日々が続きました 汗

    仕入れ価格1200円!で販売価格2000円。

    割れないようにプチプチで何重にも包み、ダンボールを巻き、注意して梱包しても、当時の宅急便は仕事が荒くて、割れて届く事もしばしば・・少ない利幅が再送でパァ!それどころか赤字です・・悲しい

    冷えとり健康法の中の一部である湯たんぽに振り回される日々でした。

     

    何やってるの? 私って・・悩む毎日です。。 

    それでも、「夜、ゆっくり眠れました」との声を聞くと良かったなぁと思い・・それで続けて来られたんですけどね。

     

    それがね・・その内・・窯元のおっさん達の態度が変わって来たんですよ。

    初めは、こんなもん!って感じだったのが・・

    ボチボチ売れ出して、発注数が増えだしたらちょっとニコニコしてきて、愛想も良いんです・・ニコニコ

     

    その辺あたりからです・・工場へ行くたびに、周りの風景が違って来ました。

    あちらでもこちらでも、湯たんぽ!湯たんぽ!湯たんぽだらけ!

    どこの工場でも、形成済みの白い半乾き状態の湯たんぽがズラーっと並ぶようになりました。

    それまでは、お墓用の花筒ばかりだったのが、すっかり姿を消してしまって、湯たんぽだらけです。

    もう、ビックリですビックリ

     

    そうしたらね・・また、おっさん達の態度が変わって来たんです。

    今度はね・・ 

    (秀吉風に)

    「大手からの注文が多くて、あんたらに分ける湯たんぽはもう、にゃーだわビックリ

    「悪いけどね〜注文が間に合わないんだがねビックリ

    ・・・こんなんですよ。

     

    まぁ、言いたくはないけど、「誰のおかげで??」って言いたくなりますよね・・・ お口アングリですわ・・0口0。 

     

    その頃には、ネット販売する湯たんぽやさんも現れていましたから、宿り木として取り扱いが無くても困らないし、お客様ももっと手に入りやすい状態になっていましたので、その時にゴリ押しでいただいた100個が最後の仕入れとなりました。

    今、倉庫にある30個がその時の残りものです。

           

    ちょっと寂しげに見える湯たんぽを見て、悔しかった事とか、色々と思い出してしまいました。

     

    あ〜ぁ、今まで誰にも言わずに、お腹の中に溜めておいたムカツキをバラしてしまったわ・・時々ウインクペコちゃん

     

    でも今、湯たんぽ業界がどうなっているのか分かりませんけど、沢山の湯たんぽが世間に出て行ったのは事実です。

       

    この残り物の湯たんぽは、暖かくお休みになっている人が確実に増えたという功績と、冷えとりオバサンの頑張りを記念して、宿り木の会の記憶遺産にしたいと思います(自画自賛で〜すパチパチパチ。。花花花花拍手

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    | やどりぎ・のむら | 日記 | 19:51 | comments(2) | - |
    コメント
    湯たんぽ!うちにも嫁入りしてきました。お蔭様で震災時大変助けて頂きました。
    世の中に、ありとあらゆる湯たんぽが出回る昨今ですが、この陶器の湯たんぽを使ってしまうと、手が伸びないですね。
    保温力が全然違いますからね。
    確かに扱いには気を遣いますが、優しいぬくぬく感に包まれて、よーく眠れました。
    あと30個ですか?あらら!遺産分けして頂こうかしら!?
    ご苦労を知り、感謝してますわ。
    | 仙台小町 | 2016/07/15 8:13 AM |
    読んでくれてありがとう!
    もう、湯たんぽはネットで買ったほうが良いわよ。。
    送料無料で1200円位で売ってるんだもの。
    靴下も、何もかも「ひさしを貸して母屋取られる」だものね。

    先駆者の思いなんて土足で踏みにじられるんだわ。
    みんな儲けるのに必死なんだものね。
    それでもめげずに私は続けるわよヽ(`▽´)/

    一年に1個くらいしか売れないから、30年は遺産としてありますぞ!長生きしてね。
    | やどりぎおばはん | 2016/07/15 2:50 PM |
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